この小説を同士に捧げる
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薄桃色の和紙で作った花びらを、はらり、はらり、木の根元にまいている。
桜は、まだほころぶのにも早い。
涙でにじむ彼の瞳には、春が過ぎて見えるのだろうか。
けれど・・・
「友よ、その木は、桜ではないよ?」
「いいんだ、こいつらに新しい生き方を提案しているところだから。」
マスクの不審者は言った。
桜は、まだほころぶのにも早い。
涙でにじむ彼の瞳には、春が過ぎて見えるのだろうか。
けれど・・・
「友よ、その木は、桜ではないよ?」
「いいんだ、こいつらに新しい生き方を提案しているところだから。」
マスクの不審者は言った。
その他
公開:19/03/15 18:33
更新:19/03/20 07:53
更新:19/03/20 07:53
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