疑わしき自転車乗り 名探偵の先生と助手のハチ

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ここまでの話
名探偵文月三十「犯人は高打率で私」
助手ハチ「先生、人聞きが悪いです!」
友人教師の依頼で学生寮落書き事件を調査中
春休みで寮生は四人のみ
昼に戻るまで全員一緒に自転車で外出していたとアリバイを主張
前日も自転車を使い、全員帰りは遅かった

「見ろハチ」
自転車の前輪を指さし
「今時ダイナモだ」
ガクッ
「ライトだけに証明…」
「それよりも先生、これを」
不満げな先生も、ほうと唸ります。
「駐輪禁止の警告札か、日時もバッチリだ」
「結び直した形跡無し、この自転車の子はシロですね」
「…カマをかけるか」
「どの子ですか」
「ダイナモ君」

「君が帰りに自転車を使った時の事を再現してくれないかな」
彼は自信ありげに
「まず駐輪禁止の警告札を外して」
あっ!
驚く私…と彼。
こぐと共にライトが灯ります。
「素直に謝るのが一番」
「だよなハチ。ところでライトだけに」
「私の不明です」
ミステリー・推理
公開:18/03/25 14:15
更新:18/10/26 01:52

誰か

心楽しい読書になりますように。

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