ヒュデリア物語 十四話

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「ユイ。この書類を明日までにお願いしたいんだけど」
「かしこまりました、姫」
私は少し戸惑っていう。
「その、姫って呼ばなくてもいいからね」
「そうお呼びしてはいけませんか」
「そうじゃないけど……。とにかく、お願いね」
そういって、私は相談室を出た。

「ユイちゃん」
「なんだニージュンか」
「ユイちゃんって、アイリちゃんのことが好きだよね」
ユイの顔が一気に赤くなる。
「そんなはずないだろう」
「じゃあ、なんで赤くなってるのさ」
「それは……」
「まあ、世の中に一人や二人、好きな女はいるさ」
ロイムが会話に混ざる。
「じゃあロイムちゃんは」
「俺はあんな女に興味はない」
すると、ユイが声を荒げた。
「貴様。姫に向かってあんな女とは無礼だぞ」
 ユイはロイムに襲い掛かり、相談室はめちゃくちゃになった。
ニージュンはため息をつく。
「これは、あとでアキュレイスに叱られるかな」
公開:18/05/21 00:01
更新:18/04/12 19:33

しんどうゆみ

月の音色リスナーです。 よろしくお願いします。

ゆるゆる書いていければと思います。
 

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