見上げれば青空

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一昨日「月曜日には告白する!」と決意したばかりの私に昨日、結婚式の招待状が届いた。

3年前の入社4日目、抱えてた書類を営業部前の廊下一面にバラ撒いてしまったドジな私に、
「僕も通れないから、手伝わせてもらってもいいかな?」
そう優しく声をかけてくれたあなた。

まさか、私と同じ経理部の大好きなユキ先輩と…。
「結婚するんだ!出席してね!」
そう言えば、先輩、そう言ってたっけ。

職場でしか会えないし、私10も年下だし、プライベートのこと何も知らなくて当然。

毎日昼休みに屋上で、あなたが独りで本を読んでることだけは知ってるんだ。

屋上の扉に手をかけて「よし!」と改めて決意した。
一昨日の私が知ったら、驚くだろうなぁ。
あのトキみたいに、この想いをバラ撒かないようにしなきゃね。

空を見上げて両手を大きく広げて深呼吸した。

「ご結婚おめでとうございます!」

私の声が青空に響き渡った。
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公開:18/09/20 12:27

kaoru3737

小説とは...がそもそもわかってない私が、お誘いをうけてSSGに参加させていただくことに...。

拙い作品ですが、400字ほどのお時間をいただけるようでしたら、お読みいただき、ご意見・ご感想などをいただけますと幸いです。

[所属等]
◆全日本かくれんぼ協会 副会長
◆フリー(無料)DJ&MC
◆手話サークル代表
◆温泉ソムリエ
◆レターポット研究家

[趣味]
バンド(ドラム)、作詞作曲(ギター)、映画•美術鑑賞、手話、韓国語、英会話…etc.

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