スキャン・ラブ

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デスクワークをしていると、ふと視線を感じた。
顔を上げると前の席の先輩がこちらをジーッと見ていた。
「ど、どうしました?」
「…………」
「先輩?」
「スキャン」
先輩は真顔のままそう言うと、こちらから視線を外した。
それっきりである。
普段から「氷のような女」と揶揄されている先輩だけに滅茶苦茶怖い。怖すぎる。
一体、何をスキャンされたのか。思わず先輩をジーッと見つめてしまっていた。
すると先輩が顔を上げた。
「何?」
咄嗟にこう言った。
「スキャン返し!」

そんなわけで、今お付き合いしています。おそらく、お互いの心が通ずる何かしらをスキャンし合えたのでしょう。
僕はあの時ほんの一瞬だけ垣間見えた彼女の笑みに落ちたんですけどね。
彼女はこう言っていました。

「あの日、髭剃ってなかったでしょ? 無精髭がQRコードに見えたもんだから、つい。あれ、あなたの予約ページに飛ぶコードだったみたい」
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公開:18/07/20 23:59
更新:18/07/21 00:56
下書きに眠っていたものを 予約制オフィスラブ に、リライトしてみた。

壬生乃サル


2019年
・500まで(180本)ノック!
 165/180 (7月12日時点)

・そるとばたあ宿題
 MIBU NO ALBUM
『壬生モンキーパーク』(全13曲+1)
 01.クロック・マーチ 02.鏡の国
 03.迷宮入り事件 04.「惑星」
 05.筋肉戦隊ムキレンジャー
 06.恋のダンベル 07.きずぐちぐちぐ
 08.野良犬と捨て猫のブルース
 09.「あい」 10.悪夢と夢喰い
 11.しょんぼりヶ丘
 12.キーキーチェイス
 13.The Moon Waltz (32.「針」)

2018年(5/13~12/31)
・壬生の(320本)ノック!完走。

壬生乃サル (みぶ の さる)
https://twitter.com/saru_of_32

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